帰宅が遅くなり
始めた夫の浮気調査|
香川県善通寺市・
30代女性のケース
依頼のきっかけ
「最近、夫の帰宅が遅くて…。もしかしたら浮気かもしれません」
ある日、当事務所に1本の電話が入りました。
香川県善通寺市にお住まいの30代女性からで、「残業と称して夜遅くなる日が続き、休日出勤も増えている」とのことでした。
電話越しの声には不安とため息が混じっており、
・スマホを常に手放さなくなった
・LINEの通知をすぐに消している
・休日も一人で外出が増えた
といった行動の変化も語られました。
事実を確かめ、今後の判断材料としたいというご希望から、調査をお受けすることとなりました。
調査の内容と方法
まずは対象者の生活リズムを把握するため、平日3日間の行動確認調査を実施。
出勤後、夕方以降の行動に絞って調査を進めました。
調査目的
対象者が仕事終わりにどこへ立ち寄っているのか、帰宅が遅くなる理由に不審な点がないかを確認するため。
調査方法
- 退勤時間に合わせた車両尾行
- 夜間の住宅街での張り込み
- 必要に応じた映像・静止画の取得
この3日間の調査で、対象者が毎回同じ集合住宅に立ち寄り、2時間前後滞在してから帰宅するパターンが確認されました。
出入りする女性の姿や複数人での動きは見られず、「特定の女性宅で過ごしている可能性が高い」と判断。
この結果をもとに依頼者へ状況を報告し、今後どう対応するかを相談したところ、
「確実な証拠を押さえておきたい」との希望があり、継続調査を行う方針となりました。
調査結果
追加で7日間の調査を実施した結果、対象者は計5回にわたり同じ集合住宅に立ち寄り、いずれも2時間前後滞在してから1人で建物を後にする様子が確認されました。
このうち1回は、建物の近くで対象者と合流した女性の姿を確認。
その後2人で建物に入り、以降の回では女性の出入りは確認されなかったものの、行動パターンや滞在時間から見て、同一人物と推定されます。
これらの証拠から「特定の女性宅で不貞行為を行っていた」と判断できる十分な証拠を取得しました。
各回の行動は時系列で整理し、写真・映像・調査報告書としてまとめて依頼者へ提出しました。
取得した証拠
- 対象者が同じ集合住宅に出入りする様子(計5回)
- いずれも約2時間の滞在を確認
- 出入りの様子を映像・写真で記録
- 行動の時系列をまとめた調査報告書を作成
その後の対応
最初の調査報告時、依頼者の方は「やっぱりそうだったんですね……」と涙を流され、深いショックを受けておられました。
その後、当事務所との相談を重ねた結果、「確実な証拠を押さえてから弁護士に相談したい」とのご意向が固まり、追加調査を実施。
全体で5回の出入りを記録した後、調査報告書をもとに弁護士との連携を進められました。
現在は、慰謝料請求および離婚に向けた手続きの段階に入っています。
まとめ
違和感を感じたとき、誰にも相談できずに一人で悩む方は少なくありません。
調査を通じて「現実を知ること」で、次に進むための一歩が見えるようになります。
ご不安な気持ちを抱えている方は、まずはご相談ください。